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niyago
niyago
エイベックス イオ
price : ¥1,696
release : 2002/09/11

【商品詳細】

1970年発表のファースト・アルバム。社会派フォーク全盛の当時にあって、自己の内面世界を突き詰めたような彼の歌は特異な存在だった。本作は3曲でデビュー直前のはっぴいえんど(大滝詠一を除く)が参加しており、ウェスト・コースト的バンド・サウンドを聴かせているが、それは付随的なもので、メインはあくまでもエンケンの歌とギターだ。ささやくような歌い方で心情を吐露し、膨大なエモーションを生み出すヴォーカルはすでに確立していて、特に名曲「ほんとだよ」の繊細な歌唱が絶品。また、独自の手法によるアコギのプレイもすばらしい。「ただそれだけ」ではアコギをシタールのように弾いているし、さらには12分以上の大作「猫が眠っている、NIYAGO」での弦を叩くようなダイナミックなプレイは、宇宙的なスケール感やアシッド・サイケなトリップ感を漂わせている。のちの爆発力はまだないが、エンケンの怪人ぶりがすでに表れている佳作だ。(小山 守)

アングラの空気。大名盤。

エンケンのファースト。1作目からすでに異才ぶりが分かります。「夜汽車のブルース」は、ライヴ盤『黎明期LIVE』の冒頭のヴァージョンと共に聴いていただきたいのですが、傑作ナンバーです。のちのち、エンケンのトリビュートが出たとき、あの友部正人がこの曲をやっていました。これまた、すばらしかったです。アルバムジャケットは、ティム・バックリーのLPを倣ったのかどうか・・・などとも言われていました。CDエクストラでは、「猫が眠っている」が追録。かつて、「僕は君が怖かったのじゃない。君の後ろで笑ってるやつが怖かったのだ」というくだりに痺れたものです。若きエンケンの繊細さと底知れぬスケールの両方が、この時点ですでに窺える名盤です。はっぴえんどのメンバーも参加して!いますよ。こういうアングラな空気は、いまのミュージシャンにはなかなか見られませんが、時代の匂いという意味でも、若い人たちに聴いてもらえるといいなと思います。推薦盤です。





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