Top > アーティスト > 01あがた森魚 > 乙女の儚夢
30年経っても色あせることがない。だから、誰が聴いても新鮮さを感じるだろう。「女の友情」などはSP盤の原曲にあがたが唄をかぶせているだけだが何故か今でも耳に残っている。「赤色エレジー」は歌を聴いてから林静一の原典を探して読んだ。何となく「時間ですよ 昭和元年」に通じるものがある。「冬のサナトリウム」を聴いてサナトリウムの意味が気になって調べた。「大道芸人」の口上は、多分坂野比呂司じゃないかと思うのだが…。「乙女の儚夢」は大正から昭和初期の世情が窺われる(歌詞の内容が未だに解析できていないが…)。よく分からないけど面白い世界だといえる。
2006年02月15日 17:46