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僕の展覧会

僕の展覧会
僕の展覧会
インディペンデントレーベル
price : ¥7,125
release : 1993/03/25

質が安定したまま、このヴォリューム。

名曲の詰まった3枚組ライヴアルバム。「ユミは寝ているよ」は大変しみ入る曲で、このアルバムでこの曲に出会えたことに感謝しています。(アルバム「1976」にも収録) ライ・クーダーのアルバムにも入っていた「グッド・ナイト・アイリーン」や、サム・クックの「ブリング・イット・トゥ・ホーム・オン・ミー」も友部らしく歌っています。歌詞のなかにボブ・ディランや金子光晴が出てきたり、これまた友部らしいですよ。入門者には、「にんじん」や「大阪へやって来た」といった初期のスタジオ録音盤がまずはよいと思いますが、そこで惹きつけられたら、このライヴ盤に入っては如何でしょう。大名曲の「いっぱいのみ屋の唄」にも出合えますよ。

1976

“1976”
“1976”
インディペンデントレーベル
price : ¥2,400
release : 1990/04/25

二曲は1990年録音

一曲目と十曲目は、CD化に際して、1976年当時のメンバーで録音し直したもの。
この、最初と最後が1990年に録音されたことが、
この素晴らしいアルバムを、更に末永く聞き続けるアルバムにしている、と感じます。
これが1985年でも、2000年でも、変にがんばっちゃって、馴染まなかったと想像されます。

十曲目のオリジナルは、ベスト「イタリアの月」で聞けます。
一曲目は1975年に作られた、発売当時は未発表だった曲です。その理由が分からない佳曲。

初めて7曲目を、目の前の弾き語りで聞かされた時には、
「ああ、こんなうただって歌にしていいんだ」と驚愕のうちに聞き通しました。
フーテンはいなくなっても、伝わる力は永遠。

休みの日

休みの日
休みの日
ミディ
price : ¥2,993
release : 2001/11/28

『友部正人/休みの日』

このCDはアメリカ、ペンシルベニアで録音された28年振りの全曲弾き語りのアルバムです。28年前のアルバムは『また見つけたよ』(73年)で、今回の『休みの日』と同じように彼一人で録音されたものです。収録曲は「空が落ちてくる」「密漁の夜」「夕暮れ」etcと今、聴いても少しも色あせていない曲ばかりです。28年前、大阪に住み始めた頃のボクは彼のライブにも足を運びました。そして彼の歌に耳を傾ける同じ年の友人達と知り合いました。知り合った友人も夜がやってくると友部正人のレコードに耳を澄まし、自分の中の寂しさをアパートの部屋にそっと広げて見つめていたように思います。そして今回のようなギターとハーモニカだけによる歌を聴いていると、その頃の情景が鮮明に甦ってきます。ただ遡?うのは光が射し込まないような湿った部屋じゃなく、光にもきちんと手が届く場所にいて暮していることでしょうか。影の中から“光と影”を歌っていたように聞こえた28年前じゃなく、優しい光の中にいて“光と影”を歌ってくれているように感じる『休みの日』です。影と光を対比させた研ぎ澄まされた“うた”はいつだって意味のある表現として休みに日の無防備なボクに届いて来ます。

朝は詩人

朝は詩人
朝は詩人
ミディ
price : ¥1,020
release : 1994/08/21

邦楽史上もっとも美しい歌詞のひとつ

友部正人の書く歌詞は邦楽の宝だ。そして、21世紀になった今も、まったく創作のクオリティが落ちていない。むしろ、今の時代だからこそ、ますます作品が命を持って輝いているようにさえ感じる。90年代に発表されたシングル『朝は詩人』は、そんな友部のひとつの到達点でもある。素朴で美しいメロディ、暖かい声、そして歌詞!なにも言わず、とにかくこの歌詞を読んで欲しい。できれば、声に出して音読して欲しい。邦楽史上、もっとも美しい歌詞のひとつが、間違いなくここにある。

遠い国の日時計

遠い国の日時計
遠い国の日時計
ミディ
price : ¥3,059
release : 1992/05/21

友部正人の最高傑作ロック・アルバム

グルーバーズとロケット・マツの切れ味鋭い演奏をバックに友部正人がシャウトする強力なロック・アルバム。ここ数年はアコースティックに還り、穏やかな中にもどこか苛立ったような曲が耳から離れない友部さんだが、このアルバムではイマジネーション溢れる歌詞を思いっきり歌い飛ばして爽快だ。「遠い国の日時計」は、聴く者をあのどこにもない永遠の夏へと投げ飛ばす。とてつもなくノスタルジックな曲なのに、そのただ中に立ってみると、周りには誰もいないという気がする、そら恐ろしくも高揚感に溢れた名曲。「銀の汽笛」は、孤独な王様が自らを解放してゆく軌跡をやさしい言葉の積み重ねで物語るアップ・テンポ・チューン。1行目の〈暗くなった罰として/夜を牢屋に閉じこめた〉にいきなりやられる。ここでの友部は熱唱だ。宮沢和史が曲を書いた「すばらしいさよなら」、これ以上に容赦なく、ハードに切ないラブ・ソングはないと断言できる。曲調が明るいだけに、もう……(涙)。最近のライブではあまり演奏されない曲ばかりだが、個人的には友部正人の、また90年代ロックの最高傑作の一つだと思います。

奇跡の果実

奇跡の果実
奇跡の果実
ミディ
price : ¥2,905
release : 1994/11/21

詩人が歌うとき

フォークロックという範疇でくくってしまうには惜しい、オープニング『朝は詩人』から名唱+名演がほとばしるアルバム。ボ・ガンボスが参加していることでも話題になりました。(このレコーディングセッションでの友部との交流を契機にどんとはソロとしての決意を固めたのではないでしょうか?)
モノクロのアートディレクションも秀逸。海外のミュージシャンでいえば WaterboysかStian Carstensenの2000年のアルバムFarmers Marketかというような世界観が表されています。

何かを思いつくのを待っている

何かを思いつくのを待っている
何かを思いつくのを待っている
ミディ
price : ¥2,993
release : 2004/05/08

生々しい音の息吹き!

目の前で歌われているような臨場感だ。鎌倉芸術ホールに気心知れたミュージシャンを集めて作ったという今作は、音の一粒、一粒に至るまで暖かく、生々しい。友部の歌も、心なしかいつもよりリラックスしているように聴こえる。ディランのベースメント・テープのように、演奏する者の楽しさが直に伝わってくる、聴いていて、自然と肩の力が抜けていくような快作だ。もちろん、日本で一番美しい歌詞を紡ぐ男、友部正人の言葉は今作でも冴え渡っている。

夕日は昇る

夕日は昇る
夕日は昇る
ミディ
price : ¥2,711
release : 1993/03/21

アーティスト友部の本領が十全に発揮された傑作

友部のアルバムの中でも、私がもっとも愛するアルバムである。ここにはメロディストであり詩人である友部が、比較的ポップな衣を纏った、優しいサウンドが満ちている。しかし、もちろんその音楽は時として攻撃的で、詩とともに、人の心を惑わすものも含まれており、それが無上の魅力である。冒頭の「戦死」、青山純の鋭角的なパーカッションとともに先導されて、語る様に物語が開始する。2曲目「女は男である」の前進力ある音型と逞しくも儚い詩で私達はすっかり友部の詩の世界に惹きこまれる。3曲目の「水門」は幻想的な美しい風景が目の前に展開する。なんという広大な世界。6曲目の「古い切符」は過ぎ去った夏の陽射しを感じずにはいれない。「それでは、みなさん、さようなら。一生のあいだだけさようなら」のフレーズが心に焼きつく。8曲目の「海が降る」もまた、友部の作詞能力、あやういメルヘン・ワールドの入り口だ。独特の暗い影が射す。そして終曲「夕日は昇る」で、友部らしいギターとハーモニカによる弾き語りの世界へ回帰し、静かに、ロマンティックに物語は閉じて行く。

ベスト・セレクション

ベスト・セレクション
ベスト・セレクション
ソニーミュージックエンタテインメント
price : ¥1,529
release : 1991/06/15

友部正人さんの歌を耳をすまして聞いてみたら

友部正人さんは不思議な人だ。不思議な歌手ではなく、不思議な「人」なのだと、ぼくは思っている。詩を書く人を詩人と一般的には言われているが、実は、詩とは書くことによって存在するものではなくて、声によって実在化するものではないかとかねてからぼくは考えている。文字としての言語は、確かにに一つの実在のあり方だが、実はとても歪なあり方に過ぎないのではないかと思う。こう書くと音声中心主義的だとの反論もあるかもしれないが、しかし、詩が肉体を通して実在化するとき、詩は一瞬の固有性を獲得する。詩は歌うとという行為を通して一瞬の固有性を獲得する。確かにCDなどによってその固有性は失われるが、少なくともその固有な時空への水先案内人にはなる。もし友部さんの不思議さに触れたいと思う方はぜひこのCDを聴いてみて欲しい。名曲「誰もぼくの絵を描けないだろう」を収めたこのCDはきっと次の友部正人さんに会いたくなるだろう。そしてきっとあなたの耳は生の友部さんを求めるだろう、とぼくは思っている。

少年とライオン

少年とライオン
少年とライオン
ミディ
price : ¥2,905
release : 1997/09/26

キラキラひかるコトバたち

このCDで友部さんを初体験しました。

買った理由は、私の大好きな鈴木祥子さんが④をカヴァー
していた事と、ベスト盤なのでお買得かな? と思った事。

「あっ、どんとさんだ」。最初に聴いた時の率直な感想です。
本当にゴメンナサイ。友部さんの方が先ですよね…

キラキラしたコトバは友部さんの風貌どおり、若々しいです。

素晴らしい詩集としても、価値のあるアルバムだと思います。

大阪へやってきた

大阪へやってきた
大阪へやってきた
エイベックス イオ
price : ¥1,696
release : 2002/10/09

【商品詳細】

友部正人の鮮烈なデビュー・アルバム(1972年発表)。日本フォーク界最高の詩人といわれた彼の独特のトーキング・ブルース・スタイルは、明らかにボブ・ディランの影響下にあるものだが、それがまったく不自然に聴こえないのは、決して大上段に構えず、日常のことを普段の言葉で歌う姿勢と、丸みがあって温かい声質によるものだと思う。なかでも、タイトル曲「大阪へやって来た」での鋭い言葉の連射とリアリティはすごいの一言。そういえば、同じくディランから大きな影響を受けた佐野元春も、若い頃に友部のステージを観て衝撃を受けたひとりだ。「まるで正直者のように」にははっぴいえんどのメンバーが参加している。(木村ユタカ)

僕はやせながら濡れて立つ

URCから出てた、友部正人の代表盤。実際、ボブディラン丸出しと言えばもちろんそうなのだけど、この筆圧強そうな、でも弱そうな感じがとても素敵。「僕はやせながら濡れて立つ」って詩は単純に素晴らしいと思う。

はじめぼくはひとりだった

はじめぼくはひとりだった
はじめぼくはひとりだった
インディペンデントレーベル
price : ¥3,780
release : 1988/04/25

傑作のライヴ・アルバム、2枚組です。

これは近くのレコード屋さん(大手もふくむ)の棚には滅多に並んでいませんね。私もしばしば100万都市のCD店を覗きますが、この2枚組は見たことがありません。内容は素晴らしいのひとこと。15周年の1987年、読売ホールでのライヴ。私が初めて友部さんを『CD』として聴いたのはこの2枚組なのですが、染み入るように弾き語りの曲々を聴きました。ここに所収の「はじめぼくはひととりだった」、「中道商店街」、「一本道」は、私の知る限りにおいて数あるテイクのうち一番よいのではないかと思います。「はじめ~」はスタジオテイクもゆったり感があって甲乙つけがたし、ですが。(異見のあるかたも勿論おられましょうが参考までですので御寛恕のほどを。)それから、「びっこのポーの最後」という曲には、シオンがゲスト参加で聞かせますし、チャールズ清水のピアノが圧巻。「地球の一番はげた場所」は、真島昌利(マーシー)がソロアルバムでカバーしていました。新装として再発されたようで、なるほどジャケも少し変わりました(写真を見たいかたは友部さんのHPへ。)この出来の2枚組がこの価格というのは安いと思います。

にんじん

にんじん
にんじん
エイベックス イオ
price : ¥1,696
release : 2003/03/05

【商品詳細】

1973年発表の2ndアルバム。デビュー作の『大阪へやって来た』では、高田渡やはっぴいえんどのメンバーらが演奏に参加していたが、今作は全編ギターの弾き語りによる簡素なつくり。それにより、ますます彼の言葉がリアリティを持って心に響いてくるような気がする。そして、ボブ・ディラン同様、彼の声にはなんともいえないインパクトがある。キャリアを代表する1曲と言ってもいい名曲「一本道」のほか、「にんじん」「トーキング自動車レースブルース」などの印象的な作品を多く含む本盤は、彼の代表作と言っていいだろう。それにしても、なんてインパクトのあるジャケット!(木村ユタカ)

思い込みの恐ろしさ

 この種の一般に直ちには理解できない音楽にはまってくると、どうしても「俺がいいものはいい」といった感情と、「何で世間はわからないんだ」という感情とが入り乱れて、例えばメジャーな音楽に対して評論する人それ自体を否定したり、嫉妬したり、揶揄したくなるものである。
 こういうのは、真の意味で「音楽を自由に論じる」という点からは乖離した、ひねくれた根性といわざるを得ない。
 そうした点を取り払って何とかいい点を見出そうと努力はするのであるが、どうも今ひとつ、理解できない。2005年3月下旬に急逝してしまった「サカグチタカシ」氏のような評論家であれば、そうしたひねくれた感情無しにこの種音楽の良さを高らかに論じてくれたと思うと残念でならない。
 今後は、彼に少しでも近づくべく、「思い込みを排除」しつつ愛情を持ってマイナーな音楽を聴いてみたい。


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