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BEST

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ワーナーミュージック・ジャパン
price : ¥2,957
release : 1993/03/10

さよなら、儚いひと  立ち去った君

僕はその時小学3年生、ラジオから突然、今にも消え入りそうな切ない声のその人の唄が流れた。哀しいエレクトーンの旋律がその人を慰めるように、優しく抱くように、合間を埋めていく・・・僕はあわてて録音ボタンを押した・・・その日、一日中、スピーカーに耳を押し当てて、僕はそのひとの声を聞いた。繰り返し繰り返し、何度も何度も、テープを巻き戻して・・・
次の日・・・菓子箱で作った貯金箱にあるお金をかき集めて、レコード店へ走った。哀しい旋律を忘れてしまわないうちに・・・あの人の言葉が消えてしまわないうちに・・・「♪さよなら~ぼくの~ともだち~♪って唄が欲しいんですけど・・・」って。優しい店員さんはその人のレコードを探してくれた。それはようやく見つかった。でもそれは、『good bye』という名前のアルバムだった。お金は足りなかった・・・サングラスにカーリーへアの森田童子の姿を心に焼き付けたまま、僕は寂しい帰路に着いた。

以来、森田童子を聴いている。途中、「高校教師」でリバイバルしたときは複雑な気持ちだった。そっとしといて欲しかった・・・と思う。
彼女は決して儚く消えた人ではなかった。自らの意思のもとに決然とあの場を立ち去った人だった。「フォークシンガー」とかつて呼ばれた人の中で童子以外に、僕はそんな人を知らない。皆さん、今ではメデイアの虜になってしまった。紅白歌合戦にも出てる・・・さよなら、ぼくの友だち。これからもずっと聴き続けるよ!

たとえばぼくが死んだら~森田童子ベスト・コレクション

たとえばぼくが死んだら~森田童子ベスト・コレクション
たとえばぼくが死んだら~森田童子ベスト・コレクション
ワーナーミュージック・ジャパン
price : ¥2,957
release : 1993/11/10

さみしい時には僕の好きな なのはな畑で泣いてくれ

歌詞切なすぎ
歌声切なすぎ
メロディ切なすぎ
夜一人で聴くのはやめましょう。
泣いちゃいます。
なんなんだ!
この切なさは。

この曲を作った人々にどういう心境で創ったのかを,
確認したくなる寂しくも,
ロマンティックな曲だと思います。

狼少年~ウルフ・ボーイ

狼少年~ウルフ・ボーイ
狼少年~ウルフ・ボーイ
ワーナーミュージック・ジャパン
price : ¥2,243
release : 1993/04/10

たとえば僕が死んだら そっと忘れてほしい

森田童子の最高傑作「狼少年~ウルフ・ボーイ」、かつてこんなに悲しみを誘った切なくも心の底まで届いた名作を私は知らない、悲しいメロディとは本作品の事ではないだろうか、しかし若かりし頃の悲しみをその悲しみで打ち消してくれたわが心の名盤です

ぼくたちの失敗~森田童子ベストコレクション~(CCCD)

ぼくたちの失敗~森田童子ベストコレクション~(CCCD)
ぼくたちの失敗~森田童子ベストコレクション~(CCCD)
東芝EMI
price : ¥2,753
release : 2003/03/05

【商品詳細】

1975年のデビューから1983年新宿ロフトでのライヴを最後に活動休止するまでに発表された6枚のオリジナル・アルバムと1枚のライヴ・アルバムから選りすぐられたベスト・アルバム。活動を休止してから10年後である93年TBS系のドラマ「高校教師」の主題歌として<1>が、同年映画化された同ドラマの主題歌に<11>が使用され、本人不在の中、空前の「森田童子」リバイバルブームが巻き起こったのは記憶に新しい。そして10年後の2003年1月、再びTBS系ドラマ「高校教師」がスタート。主題歌に再び<1>が、劇中歌として<3><5>が使用されている。女性でいながらすべて“ぼく”という一人称から歌が始まり、常にぼくと君しか登場しない青春の敗北を歌った彼女の世界観が集約された1枚。(石山慎二郎)

青春の傍らにいつも森田童子がいた・・・

今から30年近く前にかなり衝撃的に現れた森田童子。最初は男性なのか女性なのかさえ謎と言われた人でした。
深夜ラジオで一度彼女の歌を聴いた瞬間から、私はその繊細な世界に強く惹かれ、共感し、共鳴し、LPレコードも全て買って、毎日のように聴いていました。友人に「森田童子ってすごく良いよね」と思い切って言うと(このように口に出すことは自分の恥部をさらけ出すかのようで誰にでも言えることではなく、心密かに共感していた、そんな恥じらいの多い時代でした)「センチメンタルだね」と笑われましたが、一人でコンサート(当時はライブとは言いませんでした)にも行きました。歌の通りとてもシャイな人だと感じました。

時が流れ、私の心の奥の大切な宝箱に、切ない苦しい青春と共に仕舞われていた森田童子の歌の数々。
私は「高校教師」は見ませんでしたが、思いがけず森田童子の歌が街に流れた時、宝箱が開けられて自分の青春の一つ一つが怒涛のように蘇ってきました。
あぁ、自分は何の価値も無いと思っていたけれど、一生懸命生きていたんだなぁと思わされ、涙しました。

森田童子の歌が再び評価されるようになったことの嬉しさと、そして苦さは、昔彼女の歌を愛した人に共通する気持ちではないでしょうか。
良い歌はいつ聴いても良い。良いものは時代を超えて普遍的である。森田童子はそんな当たり前の大事なことを教えてくれています。



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