Top > 01ザ・スパイダース > ロックン・ロール・ルネッサンス+6
ただ、ここまでアルバム何枚か、何年分の音を聴いてきて、すっかり気に入ってしまってる人であれば、ここに記録された音のそこかしこに、隠しようのない《スパイダース的なもの》を、きっと感じ取れるはずだ。ロケンロールのカヴァーといっても普通にやる気などさらさらない、そこがスパイダースのスパイダースたる所以(ゆえん)ナッシンバラ反動、である(意味不明)。各ヴォーカル陣の中では、ムッシュも好きにやってていいのだが、(もともと歌手として加入したので、このあたりの曲はレパートリーにしていたはずの)イノヤン(井上尭之)のノリが抜群にいい。
2006年02月12日 17:29