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ブラック・サンド・ビーチ/加山雄三 with ランチャーズ
ブラック・サンド・ビーチ/加山雄三 with ランチャーズ
ドリーミュージック
price : ¥2,375
release : 2002/05/22

若大将といつまでも・・・

 多数の方々から頂いた熱いメールにお答えし、弾厚作モノをちょろっとお話します。
 
 以前、CSで「若大将シリーズ一挙放送」なんて「社長シリーズ」とか「フーテンタイガーシリーズ」とかシリーズ物をよく放送してましたよね。私が生まれる前の映像作品ですが「エレキの若大将」だけは別格でした。な~んでかっ?・・・(境すすむ)えれ~気の強い若大将だったから・・・チャンチャン・オ~レッ!!
 
 一曲目以外はリマスタ物で、94年発売なのに時代の先取り感があり「なんか、気合入ってるな・・・」と、当時買った記憶があります。2曲目以降は60年代後半、日本のロックの夜明けが垣間見えます。ヴェンチャーズから始ったムーブメントに、上原謙の息子が乗っかったという感じは否定できませんが、試行錯誤を繰り返す「若大将」はかっこいいの一言です。確かに津軽三味線は否定できません。が、それはそれでリズムギターとしてハマってるので良いと思います。そして、この時代特有の音が「ベースギター」ではないでしょうか?GSも含め、尾崎紀世彦や和田アキ子、天地真理や木内みどりの世代まで、何故か日本はベースなのに「中域」が効いたコシのあるサウンドでしたね。今となっては懐かしいサウンドですが、このランチャーズが日本の若者に与えた影響の多きさを感じずにはいられないです。(はずです。)
 
 黒い砂浜のド頭ハーモニクスは、当時全国のド肝を抜いたはずに違いない。ナンセ、時代が時代。レコーダー類は買えずにレコードを何回も再生しながら「耳コピ」の繰り返し・・・ハーモニクス?12fで使えるのォ!!なんて・・・映画でおかもち(寺内タケシ師匠)がいきなりギターを弾く設定には無理があると思いましたが、青大将(田中邦衛)の名演で帳消しです(笑)。そういえばこのアルバムは楽譜が付いてます・・・お買い得です。 解説じゃねえ・・・申し訳ない

 



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