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明治百年、すぱいだーす七年(紙ジャケット仕様)
明治百年、すぱいだーす七年(紙ジャケット仕様)
テイチクエンタテインメント
price : ¥1,901
release : 2003/10/22

メンバー全員がオリジナル曲をソロで披露!『蜘蛛巣座七人男』

スパイダース結成7周年を記念して’68リリースされたオリジナルアルバム(通算6枚目)と「ザ・スパイダースアルバムNo.5」の2in1のCD。「明治百年~」の1~7までは、メンバー各人が作詞・作曲(除:田辺昭知)したナンバーでソロヴォーカルを聞かせてくれる。R&B調のパワフルなヴォーカルが聞ける『あなたといる時そんな時』(井上孝之)ー「『損な時』じゃないですよ」のイノヤンの当時のコメント、今でも覚えてますー、一人で作詞、作曲、歌、すべての楽器の演奏で一人多重録音にチャレンジしたムッシュの『ミスター・タックス』、それと初めてソロを聞かせてくれる大野克夫、とかっぺちゃん(加藤充)。この二人のソロは、最初で最後のとっても貴重なナンバー。特にかっぺちゃんの『白い波の少女』、今聞き返すとなんと味のある曲だったの!!って感じです。ライナーにはメンバーそれぞれの自分の歌についてのコメントもあって、偉大な蜘蛛たちを知らない世代の人にもなんとなく彼らのキャラがわかってもらえると思います。後半の「アルバムNo.5」は、『あの時君は若かった』『もう一度もう一度』『いつまでもどこまでも』以外はすべてカバー曲で占められていて、スパイダースの実力を余すところなく聞くことができる構成といえるでしょう。ムッシュが熱唱する『青い影』(P・ハレム)、当時英語の発音に難ありといわれた(失礼)マチャアキ(堺)の『花のサンフランシスコ』(S・マッケンジー)、ビートルズヴァージョンを聞きなれた人にはびっくりの『デイ・トリッパー』、そして、私の大好きなイノヤンの『イン・ザ・ミッドナイト・アワー』(W・ピケット)などなど。全体を通して聞いてもらえば、いかに高い音楽性を持ったグループであったか納得できると思います。だって、今聞いても全然色あせてないんですもん。


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