私は今まで有名と言われている禁煙の本を数多く試してきたが、
ことごとく失敗に終わった。
これら過去に読んだ本には、一応タバコとはどんなに体に悪いものか等を
理屈で無理矢理説き伏せるような、おざなりの理論面のことばかり書いて
あり、頭の悪い私には向かなかった。今回もどうかと、ダメモトであまり期待しないようにしながら、暇なときに
少しずつ、この本を読んでいった。
ところがこの本には、実際に禁煙を実行にうつす段階で、喫煙家にとって
最も知りたいこと、
すなわち吸いたくてどうしようもなくなったとき、
いったいどのように対処していったらよいかということが、
しっかりと具体的に説明してある。
(この点が、ほかの本と違うところ。)
いろいろなタイプの喫煙家にあった具体的な方法、しかも我々日本人
独特の環境に対処した方法が。
日本には欧米では見られないような、会社内でのつきあいとか、
日本独特のマイナス要因がある。私はいつもこれで失敗してきた。
周りにながされやすいタイプなので。
ところがこんな身近なマイナス要因に対しても、しっかりとした対処法が
書いてある。
今まで、禁煙外来専門の医者として、多くの患者を、言葉だけでなく、
実際に手取り足取り看てきたのだろう、実際の体験に裏打ちされていて
内容がユニークである。
聞くところによると著者は禁煙外来の草分けらしい。
そして、そしてである、できました、禁煙が。
更に、お調子に乗ってもう一度、しっかりできました、禁煙が。
しかも持続的な禁煙が。(ちょっとしつこいけどお許し下さい。)
でもこのうれしさわかる?
そんなわけで、この本は、期待しても大丈夫、お薦めもので、
ドーンと5つ星あげちゃいます。