マジックの世界では辞書にも載っていない専門用語を多く使うので
自分が初心者だと思う人は買わないほうがいいと思います。マジックに関する本のほとんどは一般的に売っているものではなく
2,3ページくらいの薄っぺらでひとつのネタしか書いてない
解説書が5千円位するのが珍しくないく9割が没ネタなので
非常にお金がかかります。
それらと比べるとこのガードナー氏の本は
続編を含めて7000円というのは、破格中の破格でしょう。
1億円以上の価値があるとさえいえるほどの根拠さえあります。
カッパーフィールドが自分のショウに何度もとりているし
ほかにも有名なトリックカードの元ネタを考えていたりと
続編にかいてあるように今のマジックの世界があるのも
ガードナー氏がいたおかげであるというのは誇張でも
何でもありません。
自分自身初めてこの本を手にしたときマジシャンとしての
ガードナー氏が想像をはるかに超えていた人だと知り
衝撃を受けました。
専門用語に関して注釈をつけないのはマジックというものが
その性質上排他的なものなのでマジックをはじめたばかりの
人に簡単に理解されないようにという目的があるということを
察しってください。
この本の評価は星100個でも足りないと思うくらいです。
すべての人がマジックの秘密を知ってしまうと
当然マジックは成り立ちません。
マジシャンで持っていない人は皆無という
マジックの辞典はちゃんとあります。
1冊6千円~8千円で全8巻のものですが
書店には売っていません。
その辞典にたどり着くことができれば
マジックの専門用語とかもちゃんとわかります。
昔と違ってネットがあるので
すぐにその本を見つけることはできると思います。
ガードナー氏の本の内容のすごさがわかるには
何年もかかると思いますがそれでもマジックを追い求めるか
見る側に徹するかは人しだいだとおもいます。