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汽車が田舎を通るその時
汽車が田舎を通るその時
エイベックス イオ
price : ¥1,785
release : 2002/10/09

【商品詳細】

高田渡にとって初の単独アルバムで、1969年10月のリリース。若い女性パーソナリティのラジオ番組にゲスト出演し弾き語りを披露しているような設定で、淡々とではあるが、実に滋味あふれる歌を聴かせてくれる。アナログA面にあたる前半部が、前作『高田渡/五つの赤い風船』での毒の効いたプロテスト・フォーク路線とは一転した、私的で郷愁に満ちた素朴な歌、アナログB面にあたる後半部が、労働者階級の心情をシニカルな視点をまじえてつづった歌、という構成だが、当時22歳とは思えない老成ぶり共々、すでに高田渡の世界が確立されていることがわかる。素敵なジャケット・イラストは、実兄で画家の高田驍の作品。 (木村ユタカ)

最初に聞いたときは「私小説」と思った。今、改めて聞くと。

 昨日、2005年4月16日、高田渡さんの逝去を聞いてから中々寝付けず、古いCD~彼のものだけでなく同年代で同方向だった遠藤賢司さん、加川良さん、武蔵野タンポポ団とか~を聴いて過ごした。

 五つの赤い風船とカップリングで売られた「デビュー」作に続く、実質的ソロデビュー作。

 詩人であったという父親の影響を受けていたのか、一つ一つの言葉に重みがある。ただ、率直に書くと、当時、一方でBeatlesを追い回していた僕には、もう一つの人格部分で、「フォーク」をも理解していたつもりだけれど、このアルバムはあまりに私小説的部分が多すぎて、素直になじめなかった。

 ただ、今聞きなおしてみると、僕より6歳年上の彼は、ずっと若いときから、本当に人生を考えていたのだなあと、齢50になって理解した。
 これは、彼が逝去した干渉の中での一時の思い込みでないと信じる。





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